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こんにちは!フリーランスエンジニアのMacchiです。
私は、30代未経験から2020年7月~CodeCamp(コードキャンプ)Webマスターコースを受講、PHPを学習し、いまではプログラミングで月30万稼げるまでになりました。
この記事にたどり着いたあなたは、
PHPって独学で学習できるのかな?
PHPを独学で学習するロードマップが知りたい
PHPを学ぶなら独学とスクールどっちがいいの?
こんな風に悩んでいるのではないでしょうか?
バックエンドエンジニアに転職するために、初心者の多くが選ぶ人気のプログラミング言語がPHPです。
文法構造がシンプルで、初心者がとっつきやすく、また自社開発企業でも広く採用されていることから、これからPHPを学習しようと考える人も多いはずです。
今回は、完全未経験からPHPを学んでフリーランスとして稼げるようになった僕が、PHPを独学で学習するための完全ロードマップを公開します。
この記事で分かること
- PHP独学で習得可能なのか
- PHPを独学するためのロードマップ
- PHP独学のための教材
Contents
結論:PHPの独学は可能だが、より効率的に学ぶならスクールがオススメ
この記事の結論をまずお伝えします。
結論から言うと、「PHPの独学は十分可能だが、より効率的に学ぶならスクール」ということになります。
いまは良質な教材や学習サイトが多く存在するので、独学でもしっかりとロードマップに沿って学習を継続することができれば、独学での習得は十分可能だと考えています。
しかし、より効率的に学んでいきたい人や、挫折するかもしれないと不安に思う人は、スクールという「環境」に投資すべきでしょう。
ここから、より深く掘り下げていきます。
PHPは独学可能?
PHPの独学って可能なの?
はい、自分で学習をしっかり継続できる人なら、PHPの独学は十分可能です!
現代では、無料もしくは安価で良質な教材が手に入る時代です。
教材を入手するためだけに無理をして高額なスクールやサロンに課金する必要は必ずしもなくなっています。
独学で一番重要なのは「学習を継続する意志力」「学習を継続する環境構築」です。
独学にチャレンジする人はまずこの「継続するマインドセット」を整えることが大切ですね。
ゼロから独学でPHPを学習するロードマップ
PHPを独学で習得するための、完全ロードマップを作成しました。
これからPHPを独学で学んでいきたい人に向けて、効果的な学習手順をステップバイステップで解説するので、ぜひ参考にしてください。
PHP独学ロードマップ
- HTML/CSS/JavaScriptの基礎を学ぶ
- PHPの環境構築
- PHPの基本文法を学習
- ファイル操作・HTTPリクエストを学習
- データベースを学習
- フレームワークに触れる
1.HTML/CSS/JavaScriptの基礎を学ぶ
PHPの文法に入る前に、まずはHTML/CSS/JavaScriptの基礎を学習しましょう。
HTML/CSS/JavaScriptは、『フロントエンド言語』といって、ユーザー側(ブラウザ側)で処理が行われるプログラミング言語です。
それに対してPHPは『サーバーサイド言語』といい、サーバー側で処理が行われるプログラミング言語です。
HTML/CSS/JavaScriptはどの程度深く学べばいいんだろう?
今回はPHPを学びバックエンドエンジニアを目指すので、HTML/CSS/JavaScriptをガッツリ深く学ぶ必要はないでしょう。
ポイント
PHPでサーバー側の処理を行っても、実際にユーザーの目に触れるのはブラウザ側の処理です。
最終的に出力されることになるHTML/CSS/JavaScriptの基礎が理解できないと、PHPを使いこなすことはできません。
Progateなどのオンライン教材、入門の書籍などに目を通し、基本的な記述方法や文法がわかる程度になっておきましょう。
2.PHPの環境構築
続いて、いよいよPHPの学習に入っていきます。
文法等の学習に入る前に、必要なことがあります。それは「環境構築」です。
PHPの環境は「Windows」「Mac」「Linux」といったいろいろなOS上への構築が可能です。
環境構築の方法は主に3つあります。
ポイント
- PHPとApacheをインストールする(Windows、Linuxなど)
- MAMPを使う(Mac)
- XAMPPを使う(Windows、Linuxなど)
初心者にオススメの構築方法は、OSがMacなら②MAMP、OSがWindowsやLinuxなら③XAMPPでの構築です。
MAMPやXAMPPが何かというと、Webサーバ・データベース・プログラミング言語がセットになっているパッケージソフトです。インストールするだけで全て使えるようになるため、初心者にもとっつきやすい構築方法です。
僕はMacユーザーなので、ローカルのテスト環境構築などでMAMPを使っています。
環境構築は初心者がつまづきやすいポイントなので、できるだけ簡単にできる方法を選ぶようにし、学習をまずスタートするようにしましょう。
ちなみに、オンライン学習サービスProgateで学習する場合、この環境構築はいらないので、まずPHPはどんなものなのかを試してみたい人にはおすすめのサービスです。とはいえ、学習を進めていくといずれ必要になるので、PHP学習を継続するつもりなら経験としてチャレンジしてみましょう。
3.PHPの基本文法を学習
いよいよ本格的にPHPを学んでいきます。
まずは基本的な文法を理解することから始めましょう。
学ぶべきポイントは、以下です。
ポイント
- PHPの宣言、基本的な記述方法
- 変数の書き方
- 関数の書き方
- データ型、演算子
- if文
- 配列、連想配列
- ループ処理の書き方
プログラミングが初めての人は覚えることが多いかもしれませんが、頑張ってここで基礎を固めましょう。
条件分岐やループ処理はプログラミングの基本ですし、他のプログラミング限度にも応用が利きます。
教材はオンライン学習サービス『Progate』がおすすめです。
上記コースを1周〜2周してPHPの基本が押さえられるはずです。
4.ファイル操作・HTTPリクエストを学習
次に、「ファイル操作」を学んでいきます。
ファイル操作とは、データを読み込み、書き込みをすることで、データを保存したり、利用する時に必要となる処理です。
具体的には、
ポイント
- ファイルを「開く」:fopen
- ファイルを「読み込む」:fgets または ファイルを「書き込む」:fwrite
- ファイルを「閉じる」:fclose
ファイル操作を行うときは必ず「開く」→「閉じる」という流れが必要です。この流れをProgateや書籍でしっかりと学習していきましょう。
また、合わせてHTTPリクエストについても押さえておきましょう。
HTTPリクエストとは、Webページを取得する際に、サーバーに対して「ページを表示して!」と要求することです。
具体的には、
ポイント
- GET送信
- POST送信
という2つのリクエストがあります。
これらを使い分けることにより、たとえば検索機能を作ったり、お問い合わせフォームやログインフォームを作ることが可能です。
これらは実務で頻出する知識ですので、ログインフォームなどを実際に1から実装してみて、GET送信、POST送信の概要と違いを掴んでみることをおすすめします。
僕も実際に手を動かして学習したほうが、しっかり身についた感覚がありました。
5.データベースを学習
次に、データベースについて学習していきます。データベースの知識は、バックエンドエンジニアには必須の知識と言えます。
データベースは、送信した情報を保存したり、情報を取り出したりすることができる箱のようなものです。
特に、一般的に使われているのがリレーショナルデータベース(RDB、表の結合が可能なDB)で、その管理システムの代表的なものがMySQLです。
MySQLを使用して、PHPでのデータベースの使い方について学んでいきます。
6.フレームワークに触れる
いよいよ最後に、PHPのフレームワークについて学んでいきます。
フレームワークとは、効率的に開発を進めるためにさまざまな処理を自動化、パッケージ化したソフトウェアです。フレームワークを使うことで、1からサービスを構築するよりも、格段に早く効率的に開発が可能です。
代表的なPHPフレームワーク
- Laravel(ララベル)
- CakePHP(ケイクピーエイチピー)
- FuelPHP(ヒューエルピーエイチピー)
中でも全世界で最も人気が高いPHPフレームワークは、『Laravel(ララベル)』です。
まずはこのLaravalに触れてみて、フレームワークとはどんなものかを経験してみるのがおすすめめです。
僕もLaravalで自分なりのオリジナルサービス開発してみました。
PHPを独学するために必要な期間や時間は?
PHPを学習するのに必要な目安の時間は、約300時間と言われています。
しかし、僕個人的には必ずしも300時間必要とは思いません。人によって学習の目的や、目指すゴールが変わってくるためです。また、他の言語に触れた経験があったり、プログラミングの基礎知識、考え方が理解できているなら学習時間は短縮できるでしょう。
時間で考えるより、学習のゴールや目的で考えるべきです。
PHPを学習してバックエンドエンジニアを目指すぞ!
こう考えている人なら、まずは良質なポートフォリオを完成させることをまずはゴールと捉えましょう。ポートフォリオを制作することで開発に必要なスキルが身につきますし、転職活動の武器になります。
目的に合わせた学習のゴール設定が何より大切です。
PHPを独学するためのおすすめ教材
さて、ここからはPHPを学習するためにおすすめする教材について解説していきます。
オンラインで学習できるサービスに絞って解説します。
PHPおすすめオンライン教材
- Progate
- ドットインストール
- Udemy
おすすめ教材1. Progate
定番ですが、オンライン学習サービス『Progate』はまずおすすめできる教材です。
一番おすすめできるポイントは、環境構築がいらないことです。ブラウザ上のエディタにコードを記述するだけで動くようになっているので、気軽に学習を始めることができます。
おすすめ教材
有料会員は月額約1,000円と、価格も良心的なので無理なく学習を続けられますね。まずはこちらのProgateでPHPの概要を掴んでしまうことをオススメします。
おすすめ教材2. ドットインストール
ドットインストールは、動画コンテンツで構成された学習サービスです。動画を見ながら、自分で実際に手を動かしてPHPを学べます。
おすすめのポイントは、動画コンテンツを完走することで簡単なWebアプリケーションを作ることができることです。
例えば、
- ToDo管理アプリ
- カレンダー
- 簡単サイコロ
など、初心者向けに簡単に作れるアプリが紹介されていて、実際の機能の実装方法を丁寧に解説してくれています。
動画を見ながらどんどん学習を進めていきたい人にはとても向いています。
おすすめ教材
こちらも有料会員は月額約1,000円と、Progate同様に無理なく契約できる価格となっています。
おすすめ教材3. Udemy
最後のおすすめ教材はUdemyです。
Udemyには、非常に良質な動画教材が豊富に揃っています。価格も手頃で買いきりなので、気になった教材を購入し、自分に向いている教材を揃えて学習を進めることができます。
僕が実際に購入してよかった教材をご紹介します。
どちらもPHPを学習し始めた初心者に向いている教材です。
PHPを基礎から学びたいならたにぐちまことさんのPHP+MySQL(MariaDB) Webサーバーサイドプログラミング入門が、フレームワークのLaravalに触れてみたい人には井上博樹さんの【2日でできる】はじめての PHP 7 x Laravel 6 入門が向いているかもしれません。
おすすめ教材
注意点としては、頻繁に行われるセール時にまとめ買いすることをオススメします。セール外で買うと高くついてしまうので、必ずセールを狙って買うようにしましょう、
効率的に学習するならスクール受講がおすすめ
ここまで、PHPの独学ロードマップについて解説してきました。いかがでしたか?
おそらく、反応は人によってそれぞれだと思います。
「なるほど、これならできそう!」
「いやこんなの独学じゃ無理だろ…」
もしかしたら後者のほうが多いかもしれませんね。
初心者のうちは、独学でスタートしても、わからないことが頻発して、途中で心が折れてしまう人も少なくありません。また、独学で学習を継続できるか、自分が途中で挫折してしまわないか、学習スタート前から不安に感じる人も多いと思います。
そうした人には、最初からスクールに投資してしまうことをおすすめしています。
僕自身、スクール受講を通じて、スクールの価値を最も感じたのは、「学習を継続する環境が整うこと」です。
上記に解説したように、今は良質で安価な教材があふれています。その気になれば、ほとんどお金をかけずに学習することもできる時代です。
それでもスクールに通う人が多いのは、「学習する環境」を手に入れることが、継続するために最も重要だからだと思います。
いつでも質問し放題や、専属メンター制度、案件サポートなど、独学と違って挫折しにくい環境が手に入るのがスクールの大きなメリットです。その環境に投資するのは、充分アリな選択だと思います。
自分の学習スタイルや特徴に合わせて、独学が合うのか、スクールが合うのかをしっかり検討してみるのがおすすめです。
そんな方は、PHPが学べるおすすめスクールをまとめていますので、興味のある人は参考にしてください。